最近、築30〜40年ほど経つ住宅のリフォーム依頼が多くなってきています。
当時は標準的だった構造や工法も技術や材料が進歩した今では考えられないような状態だったりもします。あと近年の気候変動(大雨や強風)の影響が後押しし、被害を拡大しているのかもしれません。
今回の物件のバルコニーも今の気象条件では構造的に雨漏りしやすい建て方になっていました。崩れてしまった構造部は再生使用できる状態ではなかったので、全撤去してアルミ製バルコニーの掛け直しになりました。
年々難易度の高い修繕が増えており、場合によって修繕不可の物件も出ています。
築30〜40年、リフォームするか?立て替えるか?この判断が難しく重要な時期になってきているような気がします。